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「・・・もしもし、お母さん?私。
今から、帰るんだってさぁ。ご飯の用意していてねだって。
・・・・・うん。なんかね、あいつ帰りたいっていうんだもん」
一言も言ってねーよ
「だってさぁ、ほんとあいつカスだ!マジカス過ぎるてムカつくし!」
カスカスいうなや
「マジもう存在自体がカスだ!くたばればいいのに!」
そこまで言うかよ
「じゃぁ・・・・」
なんで俺はここまで実の妹にカスカス言われているかというと、時のさかのぼること20分前
母親は俺と父親に定額給付金というものをくれて
「今日は出かけて外で外食してもいいわよ」という一言で、
別に出かけたくもないのに、妹と父親は出かけるき満々でしょうがなく着いて行ったのが始まりである。
「ねーねー、どこ行くのー?」と妹が車の後部座席から顔の出して言う。
「うーん、とりあえず本屋かなぁ、欲しい本あるし。」
妹はつまんなーいって感じで「へぇー」という。
本屋で、それぞれが行動し各自欲しい本をあさっていた。
俺はというと店頭にある週刊誌置き場で某週刊誌を読んでいた。
しばらくして、週刊誌も読み終わり、どさっと置く。ふと下を見ると俺の目にはあるものが目に入った。
それは、あの某アニメの主人行のハ○ヒの印刷された限定Tシャツ付き雑誌少年エー○である
「・・・・・!!!!」
まさかこんなとこで会えるとはな!買おうと思っていたけど発売日を間違えてもう売ってないだろうと思っていたのに、まだあったとは・・・・おそろべし文○堂!
買うべきか!買わないべきか!・・・・くっそー!
悪スジャータ「買っちゃいなよー!もう売ってないかも知れないぜー!後悔するよ?」
善スジャータ「ダメです!もしこれを買ってしまうと、あなたではなくなります!」
悪スジャータ「いいじゃん!着て鏡の前でニヤニヤすればいいじゃん!ついでにブログにのせよう!」
善スジャータ「ダメです!そんなことをするともう終わりです!」
悪スジャータ「うるさいなー、お前はあっちいけよ!」
善スジャータ「あっ・・!」
・・・・・やっぱやめよう。ばいばい・・・・。
と本屋を後にする。
「ねぇねぇ、次はどこ行くの?」とまたもや頭を乗り出し言う。
「飯でも行くか?何食いたい?」
「寿司!」
すっげー即答。どんだけ寿司食いたいんだよ、この女。
「お前は他に行きたいとこあるか?」
「いや、別にもうないわ」
「あ、そう・・・・何か食いたいものは?」
「別にないわ」
別に俺はこの空気を壊しに来たのでもなく、ましてや妹の意見に反対してる訳でもない。
本当にないのだ。最初にいったとおり俺は最初から行く気もなく、しょうがなく着いて来た身であり、
正直のとこ早く家に帰ってテレビを見たいのだ。
「ノリわるいなぁー」と父親が苦笑いをしながら言う。
「じゃぁかえって母さんの飯くうか!いまから帰るって電話して!」
「えー!なんで帰るのさ!外食したいし!マジこいつなんなの!」
はい、来たよ。妹様の不服タイムだ。
「そんなに帰りたいなら、お前だけ降ろすぞ!」
「そうしてくれ」
「・・・・死ね。そんなんだから兄ちゃんは・・・・・。」
後半聞こえないし
「・・・・。」
というやり取りから俺は妹からカスカス言われ、今に至る。
5分ほどすると「じゃぁ!あそこのラーメン屋でもいくか!前から食べて見たかったんだ!」
と父親が妹をなだめるかのように言った。
妹は半ば不服そうに「うん。」といい。
俺は興味なさそうに流れで「いいよ。」と返事をした。
ラーメン屋ではそれぞれがラーメンを頼み、すごくうまい!というわけでもなく、かといってマズっ!って訳でもないラーメンを食べ店を後にした。
家に着くと、母さんはみんなに「お疲れさま」といい、それそれの部屋に行く。
部屋でテレビを見ているとあること思い出した。
あの時。妹はなんていったんだろうか。
「そんなんだから兄ちゃんは・・・・。」
カスなんだ・・・ってか。
終わり。
なんか後半無理やりな気がする